こんばんは、不動産投資失敗記の編集部です。
今回は、私が不動産に取り組もうと思ってから買い続けた初心者の頃に読んでいた本でオススメの本【10選】をご紹介したいと思います。
【この記事がオススメな人】
★エア大家さん、不動産を購入しようと決意して1年が過ぎたあなた、一歩踏み出せないそんな方向けの本の紹介が多いです。
初心者にもわかりやすく、まずは不動産投資や各種スキームの大枠を掴んでいただけるような本をご紹介しています。
それでは、始めていきましょう。
本記事の内容
- 1 借金国家から資産を守る方法~不動産編~
- 2 1年で10億作る!不動産投資の破壊的成功方法
- 3 基礎から応用までを体系的に学べる!不動産投資の学校
- 4 「不動産屋」の始め方・儲け方―街の不動産屋が明かした儲けのカラクリ
- 5 愚直でまっとうな不動産投資の本
- 6 「1億円」投資思考 ―貯金50万円からはじめる、「ワッキー流・不動産投資術」
- 7 「お宝不動産」で金持ちになる!-サラリーマンでもできる不動産投資入門
- 8 手持ち200万円から始める! 低リスク・高利回りの不動産投資
- 9 3年で家賃収入1億円![借地権]アパマン投資法
- 10 みんなで大家さんになろう!―共生的不動産購入のススメ
- 11 まとめ(あとは実践に移すのみ)
借金国家から資産を守る方法~不動産編~
作者は、前田和彦氏で京都大学法学部卒、日本長期信用銀行入社。USBへ出向、そして転籍しプライベートバンキングに従事。有限会社アーノス・グローブを設立し特定の契約した顧客向けにプライベートバンキング。サービスを提供しているとあるが。
2020年現在、彼の会社の情報はグーグルには出てこなくなっている。
この書籍が出たのが2005年、私が購入したのが2010年である、当時の私と言えば、月の給料は数万円で実家に引きこもる青年であった。
金も無いのにプライベートバンキングという謎の横文字にあこがれ、俺も資産家になるぞ!という気持ちで購入したことを覚えているが、中身については『さっぱり』覚えていない。
しかし、この 『借金国家から資産を守る方法』 俺も不動産に興味を持ったことは間違いない、おすすめの本である。
1年で10億作る!不動産投資の破壊的成功方法
こちらの作者は、言わずと知れた『通販大家』でおなじみの金森重樹氏が書いた本である。
1年で10億作るという題名が全てを物語っていると思うが、一点集中、一点突破型の投資方法だったと記憶している。当時流行りのRCフルレバ投資系の書籍である。
コンサル的な要素もあり、『ワンルームマンション投資は世界の終わりである』ということや『大〇健太君などでアパートを建築したら死ぬ』など、一部まともなことをいっているが、この本を読んでいても戸建て投資には踏み出せないであろう本である。
サラリーマンを早期、ーサラするには、賃貸マーケティング的な観点から書かれている章もあり参考になること間違いなし。
書かれている時期は古いものの、不動産投資の本質は変わりません。
ちなみに『1年で10億作る!不動産投資の破壊的成功方法』の著者の運営する通販大家さんをグーグル検索すると『通販大家 詐欺』と予測変換が出ているのは私だけでしょうか。
基礎から応用までを体系的に学べる!不動産投資の学校
こちらは日本ファイナンシャルアカデミーから出ている書籍です。『不動産投資の学校』といえば超有名書籍ですね。
この書籍は不動産投資に関する内容を広く浅くカバーしており、『不動産投資とは何ぞや?』というレベルの初心者が、不動産投資の大枠について理解をするために非常に優れた本です。
こちらの『不動産投資の学校』は、何か販促をしているということも無く、手元にマニュアルとして置いておきたい一冊。
「不動産屋」の始め方・儲け方―街の不動産屋が明かした儲けのカラクリ
こちらの作者は斎藤 孝雄氏といいまして、実は楽待ち新聞に昔連載があったりします。この書籍を購入した当時の私は、不動産投資をするのであれば、取引する不動産会社の仕組みを理解した上で臨んだほうが相手の背景を理解できるしいいのではないかという理由で購入した一冊です。
『不動産会社とは何ぞや?』『どういう仕組みで儲けているのか?』などの理解に繋がる本です。
この「不動産屋」の始め方・儲け方―街の不動産屋が明かした儲けのカラクリが、きっかけになり不動産業者の一歩を踏み出すことになるのですが、大家になるのであれば出会うべき本が間違っていたかもしれません。
大家になるなら属性上げろ、属性いい会社に入れと当時の自分にアドバイスしてあげたいものです。
愚直でまっとうな不動産投資の本
こちらの作者は、長谷川高氏である、この長谷川氏は、リクルートコスモス(現:コスモスイニシア)出身でビル企画開発や都市開発などに携わり1996年に独立、不動産コンサルタントである。
直近だと2019年に不動産2.0という本も出版している
本業のコンサルは50分15,000円(税別)の助言業務と土地の有効活用の提案などや、講演活動を主な主業務とおいている。
こちらの『愚直でまっとうな不動産投資の本』個人向けの怪しいコンサルや高額塾という感じの方ではないので安心してみていられるレベルの書籍となっている。
インカムゲインが重要であると説いている書籍で初心者でも一度読めば、いかにリスクをヘッジするかという事が良くわかる本である。
「1億円」投資思考 ―貯金50万円からはじめる、「ワッキー流・不動産投資術」
こちらも有名な脇田氏の本である、こちらの本は自己資金がある程度属性があって自己資金もある人向けの本というイメージである。
基本戦略はMAXローンでキャッシュフロー出せる物件を購入して、そのキャッシュフローを戦力として現金で利回りの出る物件を購入して規模を拡大させる戦略を取るべしという内容だったと記憶しています。
このキャッチフレーズが、若き編集長の心を揺さぶったのは間違いない、まかり間違って『ワンルームゴリラの住処に就職してしまった』私は、毎日地獄のような業務に潰されそうになりながら50万で僕も大家になって今の現実から抜けられる…
そういう藁にもすがる思いで買った一冊だったと記憶しています。このあたりからローンでデカ物という考えからボロ戸建て??という思考に変化し始めた時期でもありました。
現役で大家業を行っておりボロ物件系の書籍も多数出版しているので、こちらのタイトル以外もオススメの作者です。
この『「1億円」投資思考 ―貯金50万円からはじめる、「ワッキー流・不動産投資術」』は、当時読むよりも実際に物件を運用している今だからこそ、読んだほうが色々と理解できる、そんな書籍です。
「お宝不動産」で金持ちになる!-サラリーマンでもできる不動産投資入門
不動産投資初心者の頃の買い漁っていた本ですが、我ながら当時から良い本に当たっている!という印象です。
こちらの作者は、元祖サラリーマン投資家でおなじみの沢孝史氏です。沢氏は、電気部品製造工場に勤めながら、平成10年から副業として不動産投資を開始、少額の金額で不動産投資をはじめ6年で家賃収入は2,500万円を達成、現在では総投資額20億、年間家賃収入は1億円を超えているようである。
時間はかかっても、コツコツ続けることで必ず勝利できるという希望を与えてくれる内容になっています。
この『「お宝不動産」で金持ちになる!-サラリーマンでもできる不動産投資入門』を読んだことで少額投資で、小さく初めてまずは運用で初めて見たいと思い立ったことを覚えています。
手持ち200万円から始める! 低リスク・高利回りの不動産投資
こちらの作者は玉川陽介氏といいまして、不動産投資家というよりは、不動産の分析家という印象のほうが強い方で、不動産投資におけるIRR(内部収益率)の考え方に触れた一冊です。
当時は『200万で始められるの!?あと100万だ!頑張れるかも』という気持ちで購入したため騙された感が半端なくありましたが。
このかたのIRRという考え方は購入後、賃貸、売却まで総合的に考えた場合の儲けという観点から話が進められており売却を含めて儲けを出すという考え方、現在でも行っているエクセルでの収支計算はこの方の影響を強く受けているといっても過言ではありません。
手持ち200万円から始める! 低リスク・高利回りの不動産投資 は、統計で食ってきた著者ならではのお話が満載で、エクセルで収支を作ることが好きな人にオススメの本になっています。
3年で家賃収入1億円![借地権]アパマン投資法
やはり不動産投資するには種銭が足りない…どうにかいい方法は無いかという中で現れた借地権物件。
果たしてこれは、高利回りなのだけど、『お得なのか?お得じゃないのか?』自分では判断できないということで購入した1冊です。
この一冊では借地権のことをすべて理解できませんが、こちらの本も借地権での不動産投資についての大枠を知るには初心者にはわかりやすい本です。
こちらの本で大枠を理解して、あとはグーグルなどで検索しながら個別事案の内容を吸収していくという学習方法がオススメです。
一時期借地権の投資用アパートを借地権の期間と同じ期間の融資を引いて持つという事が一部投資家の中で流行っていた時期があります。償却も含めてかなり有利なところもあり資産家の中では組み立ての一つとして人気があるようです。
築18年都心から1時間以内の埼玉県、利回り25%借地権という物件もたまに出たりしますのでチャンスを逃さない意味でもこの『3年で家賃収入1億円![借地権]アパマン投資法』で借地権物件の理解をしていたほうが機会損失にならず良いかもしれません。
みんなで大家さんになろう!―共生的不動産購入のススメ
人に生殺与奪の権利を与えてはならないとう戒めになります。
興味がある方は、ぜひ購入してみてください。
おすすめキーワードは『冷凍バナナ』です。
『冷凍バナナ』
まとめ(あとは実践に移すのみ)
如何でしたでしょうか。
初心者に陥りがちなケースが書籍をたくさん購入したけれども、それだけで満足してしまい物件を購入に至らないというケースです。
実際私もそうでした。
重要なことは実践に移すことです、不安な人は少額でも出来るボロ戸建て投資をおすすめします。そのためには、まずはしっかりと100万円なり200万円なりをしっかりと生活をしながら貯めていくことが重要です。
まずは自分の度量の範囲(やれると思うところ)から始めるという事が重要ではないのでしょうか。