【不動産投資失敗記第3話】戸建投資初契約そして決済後の内覧で起こったこと

不動産投資失敗記
この記事は約5分で読めます。
スポンサー検索

↓↓何位か確認してみてください( *´艸`)ぽちっとお願いします!

第三話

(前回の記事はこちら)

 契約と同時決済そして初めての内覧で起こったこと

 私が、買いますと宣言した後、無事物件を抑えることが出来た。

 メールで契約書のやり取りを何度か行い、知り合いの司法書士に声をかけて所有権移転の手続きをお願いしました。

 売買金額が150万円だったので、毎日ATM限界の50万ずつおろして一週間かけて現金を用意しました。当日は150万円も持って歩く経験がなかったのでドキドキしながら現物をもって東武東上線に乗り込んだことを今でも覚えています。

 駅は、東武東上線の森林公園駅だったと思います、駅近くの元付さんの事務所で、うちの司法書士、私、売主の代理人の司法書士、元付の4名が集まりました。

 本日はよろしくお願い致します。そんな感じで始まったのを覚えています。

 沢山戸建持っているんですか?どうするんですか?結構ひどですよ状態?という質問が飛んでいたことを覚えています、自分で直して貸し出そうと思ってるんですとにこやかに答えた気がします。

 契約書にサインと押印をしていきます、そしてサインが出来たら次は、決済に必要な書類を確認して押印、最後に現金150万円を売主代理の司法書士にお渡しして、司法書士が150万あるかどうかを数えていきます、数え終わったら机の上に置いてある鍵を引き渡してもらって、仲介手数料と、司法書士に手続きの報酬をお支払いして、お開きになりました。

 午前中スタートだったので、司法書士と別れ、更に奥地にある物件に期待に胸を膨らませ向かいました。ルンルン気分だったのを覚えています。

 森林公園から更に40分ほど電車に乗りました、遠いです。乗り換えてさらに奥に向かいます。

 思ったより遠いです。ようやく最寄り駅につきました、最寄り駅は、畑の真ん中にありました。プレハブのような駅舎を降りると、自動販売機が一つだけ置かれていました。グーグルマップで見ましたが、ここから最寄りのコンビニまで20分程度かかります、しかも物件と真逆の場所にありますから物件からは30分ほど歩く必要があります。遠いです。トイレ行きたくなったら駅に戻ってこないといけないのかぁ、はやく水道ぐらいは契約しないとなぁ。そういえば浄化槽だったけど普通に使えるのかな??とかそんな呑気なことを考えていました。

 私は、昼過ぎにつきましたのでお腹が減ってしまいましたので、ちょっと物件の中身を確認して、徒歩30分あるいて、周辺の状況をしっかりみてから、コンビニ行って食事をとって片付けでもしようかなぁと思っていました。あぁ楽しみ!そんな気持ちでいっぱいでした。

 私の購入した物件は、その駅から10分ほど歩いた場所にありました。

 丘を越え、谷を下り、畑の真ん中の一本道を通ったところにその物件はありました。

 白く美しい外壁のおうちです。

 到着した私は、まず家に入るのを躊躇しました。玄関が見えない…。

 玄関が見えませんでした。その物件は、やはり10年近く手入れがされていなかったのです。それはそうなります、当然の帰結です。植物が生え、木が荒れ、蜘蛛の巣が張り巡らされておりました。持ってきた軍手を装備して、少しづつ前進します。大きい蜘蛛にもめげず進んでいきました。草をかき分けてようやく玄関にたどり着きました。

 先ほど150万円と引き換えに頂いた鍵を、キティちゃんの小袋(売主さんの)から出して、玄関扉を開きます。

 私の明るい未来がそこには待っているはずでした。

 ガチャ、ガチャ…。

 玄関からは、ほこりっぽいにおいがしました。

 靴が散らばっていました、そして玄関にゴミ袋がおいてあり、ゴミが散乱しておりました。なにがあったのだろう。私はスリッパも持ってきていましたが、なぜかスリッパを履くのはやめました。なぜか、そのまま土足で玄関に上がり、廊下に進みました。

 そして、私の目の前に、おむつが現れたのです。

 おむつが大量のおむつが転がっていました。

 使用済みでしょうか。ゴミ袋からあふれ散乱しています。

 なにも見なかったことにしました。

 まさかと思いそのまま勢いよく、リビングに侵入すると、そこには昨日まで老夫婦が生活していたかのような光景が広がっていました。おじいさんのメモ、おばあさんの料理だったもの、夫婦の食器、飲み物、調味料、小銭、すべて昨日まで所有者がいたような気がしてきます、でもよくみるとほこりをかぶっていて、食べ物は朽ちてしまい虫すらいません。

 ある日突然、この家から主が居なくなったそんな雰囲気でした。

 わたしは、その光景に少し恐怖を覚えながらも、リビングの隣の和室に向かいました、和室暗く、仏壇が設置されていました。そしてサッシ回りが腐って柱も腐っているようでした、特にひどいのが天井が剥がれ落ちてきそうになっており、下の畳はほぼすべて朽ちていました。サッシ回りをなでるように触れるとガサガサ、ポロポロと朽ちた木片が落ちてきます、土みたいのもポロポロ落ちていています。なんだこれと手で触りまくると、そのわきにゴキブリの便もコロコロ落ちていました。

 『うっつ…』となりました。

 そして、そっと和室の扉を閉めたのです、直し方がわからない、どうなっているのかわからない若干パニックに陥っていたのかもしれません。

 深呼吸して息を整えようにもホコリ臭くて深呼吸不能です…と、とりあえず目に見えるごみをまとめよう。そう思い動き出しました。

 この時は『残置物処分も全部自分でやるんだ~~~、楽待ちの人たちのみてるからブログも読んでるから大丈夫だよ~』と、まだ本気でそう思っていたのだと思います。

 自分で持ってきたリュックから、ゴミ袋を引き出します。

 『よし、燃えるごみをここにまとめよう!』私は、ゴミを拾い始めました…そして1時間ほど経った頃でしょうか、気づいてしまったのです。

 すべて、すべてがゴミだということに。

 1時間の作業で仕分けできた残置物はゴミ袋3袋…。

 そして、そのごみ袋を玄関側に出して、ふと崩れ落ちました。

 無理…。た、助けて。

 誰にもその声は聞こえませんでした。

 和室のおじいさんの遺影が少し笑っていた気がします。

 これが、最初の挫折でした。

タイトルとURLをコピーしました